齢20を過ぎて初めて日常的に本を読むようになった読書の初心者の、気ままな読書履歴です。ミステリ中心。
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2009.05.10 Sun
ファミ通町内会
更新が途切れてしまっていてスミマセン。
そして、久しぶりの更新なのにまたアレな内容でスミマセンーと、最初に断っておきます。

そんなわけで、今回感想を書くのはこちら。


ファミ通町内会―AS SEEN ON FAMITSU1986‐2000 (ファミ通ブックス)ファミ通町内会
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以前第二弾の単行本の感想を書いた際にファミ通町内会の魅力を満足に伝えられなかったのを反省しまして、記念すべき単行本化第一弾のこの本の感想を書くことで改めて魅力を伝えていこうと、そう思った次第ですよ。
まぁ、反省すべきところはそこじゃないし、ニーズがないってことも書いている私が一番理解しています

とにかく前回は私とファミ通町内会との出会いについて語ることに終始しすぎて内容についてあまり触れられなかったという反省点がありますんで、今回はさっさと内容について触れていきたいと思います。
前回「ファミ通町内会二丁目」の感想を書いた際にも軽く触れましたが、この本は最近再版されるまで長らく絶版になっていたんですよね。
多分売り上げがあまり芳しくなかったからだと思うんですが、手に入れて読んでみたものの何故売れなかったのかさっぱり分かんないんですよ。
内容は申し分ないし、何よりも表紙に赤ん坊を起用しているんですよ?
第二弾の表紙に起用された「カマキリ戦車」には苦言を呈したいところがあるものの、この赤ん坊には何も問題がないじゃないですか。
赤ん坊が嫌いな人っていないですよね?
ひょっとして私が知らないだけで、赤ん坊が可愛がられるためには何か条件があるんでしょうか。
赤ん坊は皆に好かれる。
※ただしウナギにまみれてガチ泣きしていない赤ん坊に限る。

そんな感じで表紙からしてアレなんで内容も大体想像がつくと思いますが、超絶シュールです。
何が面白いのか理解に苦しむっていうのがまっとうな人の反応かと思います。
ただ、第二弾と比較するとまだこちらの方が一般向けかな?という気がします。
あ、もちろんここで言う一般とはウナギにまみれた赤ん坊を愛せる人のことですよ。
第二弾には2001年から2002年の二年間に掲載されたネタの中から選ばれたネタが収録されているのに対して、第一弾はファミ通創刊号の出た1986年から2000年までのネタが厳選されて収録されています。
この1986年からというのがポイントで、初期の頃のネタはそこまで先鋭化していないのでわりと分かりやすいと思うんですよね。
その典型が「わたしの報告書」というコーナーで、このコーナーは今では何でもありのカオスな空間になっていますが、初期の頃はその名の通り身の回りにあったオモシロおかしいことを綴るという健全なコーナーだったのです。
言うなれば今人気のすべらない話に通じるところがあるわけで、今や「埋めてません。」といった感じで孤高の領域に達してしまったネタで溢れるコーナーも、昔は「じいちゃんが犬を捨てに行ったら、犬が先に帰ってきた。」という微笑ましいネタが詰まった心安らぐ場だったのです。
実際私がファミ通町内会を読み始めたのが1998年頃からなので初期の報告書は今回初めて読んだのですが、ベタにシュールで面白いなぁと思いました。
ホント初期の報告書の様なネタばかりで出来た単行本だったら玉のような赤ちゃんが表紙になっていてもおかしくないですよ。
まぁ、実際はウナギにまみれるぐらいで済んで良かったなってレベルなんですけども。

初期の報告書の他にもわりと一般受けするかなぁと思うのが「私も街のレポーター」というコーナー。
これは読者が見つけた誤植や突込みどころ満載な広告、著作権無視の看板などを紹介するコーナーで、写真や絵を使ったネタだから面白さが伝わりやすく、かつ作為がないから何も考えなくても面白いと思います。
「二丁目」にも収録されているコーナーですが、15年という積み重ねがある分こちらの方が面白いのが揃っている印象です。
他にも一般受けするコーナーとして…

まず一般受けしないだろうコーナーとしては、「バスじいさん」が真っ先に挙げられます。
架空の番組のあらすじを新聞なんかに載っている番組紹介の形式で書いていくというコーナーがかつてあったんですけども、バスじいさんはその中の一つで読者に人気を得て連続ドラマ形式で32回もネタが継続されたという代物です。
連続ドラマ形式といっても同じ投稿者がずっと採用され続けるわけではなく別の投稿者がとっかえひっかえ続きを考えてくるのでストーリーに全く関連性はありません。
ただ、バスじいさんがドス黒い危険に晒されるというところだけは同じで、青少年の闇はあるよ、ここにあるよといった感じの危険なコーナー。
他にも「アナグラム・サム」なんかも、まず一般受けしないでしょうね。
ゲームのタイトルの言葉を並び替えて新しい言葉を生み出すという非常に知的なコーナーで、それだけを聞くと一般受けしそうですが、生み出される言葉が基本下ネタですからね。
「オリンピックサッカー」が「大阪ピックン率」に生まれ変わる様を目の当たりにしたら健全な紳士織女はそっと本を閉じ心を閉ざしますよ。
最近は投稿者にも健全な紳士織女が増えたのかこのコーナーは滅多に目にすることが無くなりましたが、変態という名の紳士としては寂しい限りです。
その他普通なら一般受けするであろう4コマコーナーやイラストコーナーも攻めの姿勢を崩していないので、「二丁目」よりは多少ましとは言えやはり一般向けとは言いようがない内容です。
ただ、ほんのかすかながら一般向けな部分も含んでいるんで、自分の知らなかった世界を覗いてみたいという人の入門書としてー

シュールなネタが好きな人にー


うなぎ好きに、お勧めです。

テーマ:お笑い - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 17:32    お笑い    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

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