齢20を過ぎて初めて日常的に本を読むようになった読書の初心者の、気ままな読書履歴です。ミステリ中心。
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2008.12.30 Tue
魔王
9割9分書き終わった文章が不手際で消えてしまうとか…
ホントこの世は地獄だぜ!フハハハー
…ハァ

もうあんまり前置きを書く元気もないんでさっさと本の感想に移っていきます。
今回感想を書くのはこのミス2009で1位に輝いた伊坂幸太郎氏のゴールデンスランバー…ではなく、伊坂氏の別の作品。


魔王 (講談社文庫)魔王 (講談社文庫)
伊坂 幸太郎

講談社 2008-09-12
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この魔王、9月に文庫化された直後に購入したんですが、3か月ほど読まずに放置していました。
もちろん買ったわけですから読みたくなかったわけではないんですよ。
ただ、結構好きな伊坂氏の作品だからとりあえず買ったものの、内容紹介が何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。といった感じで全くどんな内容か想像が付かなかったので、自然と読むのが後回しになってしまったのです。
だから忙しさも落ち着いて優先して読みたい作品もなくなったこの年末になってようやく読み始めることに。
そして、『読み始めたと思ったらいつのまにか読み終えていた』
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえですよ。
あまりに面白すぎた

自分が念じた言葉を相手に喋らせることができる能力を持つ安藤(安藤兄)が、自分の考えを信じて"対決"する「魔王」と、それから5年後の潤也(安藤弟)の姿を描いた「呼吸」という2つの中編から成るこの作品。
自分自身内容が想像できず読むのを躊躇った経験があるんで、この面白さを伝えるために内容を分かりやすく要約して紹介しようと思ったりもしたんですが、それは止めておくことにします。
読んだ際の面白さを損ねたくないですし、何よりも要約出来る話じゃないですからね。
要約した時に綺麗に抜け落ちるような部分にこそ、この作品の魅力がある。
だから、話の内容に直接触れるんではなく枝葉の部分に焦点を当てて、この作品の魅力を伝えていきたいと思います。

この作品の魅力としてまず挙げられるもの、それはウィットに富んだ台詞です。
登場人物の理屈っぽいんだけどウザったくなくてどこかユーモラスな会話部分を読んでいるだけでも楽しい。
でも、やっぱりこの作品の1番の魅力は何といってもエンターテイメントに徹しているということでしょう。
これまでの伊坂作品に(私の読んだ範囲では)無かった要素ーファシズムや平和憲法といった政治的な要素がこの作品には含まれているんですが、それは特定の思想を読者に押し付けようとしているんじゃないんですよね。
あくまでも、青臭さや緊迫感を出すためのツールとして用いているに過ぎない。
そうして読者に作品世界に没頭させておいて、唐突に物語を終えるんですよ。
その、突き放しっぷりが良い。
いや、マゾではなくて、ホントに。
安藤兄が口癖のように(頭の中で)言う、「考えろ考えろ」という台詞が正にこの作品を物語っています。
考えるから、面白いんですよね。
読者に想像の余地が残るよういろんな謎に答えを与えることなく終わるから、考える面白さがあって、考えるからこそ、心に残る。
読んでいる時は面白くても読み終えると全く心に残らないような、そんなよくあるエンタメ小説とは一線を画しているわけです、あくまでも、エンターテイメントに徹しているのに。
魔王とは何者なのか、そもそも魔王はヒトなのかーその謎に明確な答えを求めるような人には間違いなく向いていない作品だと思います。
でも、やべーひょっとして俺が魔王なんじゃね?と思っちゃうぐらい想像力の逞しい人を含め、考えることが嫌いじゃない人なら程度の差はあれそれなりに楽しめるんじゃないかと思います。
私の場合は、それなりどころじゃなくてめちゃくちゃ楽しめました。
ハードカバーにも拘らず、モダンタイムスも即刻買ってしまいましたからね。
でも、魔王に考える楽しみを見出したからこそ、直接的な続編ではないとはいえ魔王の流れを汲むというモダンタイムスを読むのは怖かったりするんですよ。
魅力を失いかねない行動を取らせてしまうだけの魅力がある、この作品。
ホント、何とも業が深いぜこの魔王ってやつはぁ

…あれ?
ひょっとしてこの魔王という作品こそが「魔王」なんじゃね?

いや、どういう意味かって、そりゃあ、ねぇ…
考えろ考えろ。

テーマ:SF小説 - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 17:53    伊坂幸太郎    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

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