さてさて、そんなわけで今回もまた米澤穂信氏の作品の感想を書いていきますよ〜
今回感想を書くのは
前回取り上げた春期限定いちごタルト事件の続編、小市民シリーズ第二弾のこちら。
…ちょっとばかし紹介するのが遅かった気がするけど気にしない。
さよなら妖精同様、日々の暮らしに転がるちょっとした謎を扱う日常ミステリー…ではないですよね。そうそう転がっているような謎じゃないし。
前作が連作短篇形式だったのに対し、本作は連作短篇集風の長編。
小市民シリーズは全四作で構想されているということで当然春夏秋冬にそれぞれ起承転結が割り振られるとばかり思っていたのに、二作目にしていきなりの「転」ですよ。
前作が高校一年の春の話だったのに本作でいきなり高校二年の夏休みの話になっておやっと思ってはいたんですが、まさか承をすっとばしていきなり転になるとは。
本作を読み終えたからこそなおさら承が読みたかったと思うのは私だけでしょうか。
小鳩君と小佐内さんが何故小市民を目指すことになったのかという過去に触れざるを得ない以上、だらだらと「小市民ごっこ」を続けさせるわけにはいかなかったのかなぁ。
小市民になるという徳目の下行動を共にしているわけだから、学校の外で行動を共にする必要は全くない。
なのに夏休み中一緒にスイーツ巡りをしようと小佐内さんが持ちかけるのは何故なのか?
そんな大きな謎を軸にして倒叙ものや暗号ものといったいろんなタイプのミステリを盛り込んだ本作。
そのサービス精神、そして雑然ているようでしっかりと調和がとれている様は、まさにパフェのよう。
ただ、そのパフェが甘くておいしいだけじゃないんだよなぁ
いやぁもう、気になることだらけですよ。
小鳩君と小佐内さんの関係はどうなってしまうのかー
わたし、気になります!小鳩君と小佐内さんの過去に何があったのかー
わたし、気になります!そもそもこの台詞で全部の感想にオチをつけるのは無理がないかー
わた(ry