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| HOME | 2008.08.18 Monクビキリサイクル―青色サヴァンと戯言遣い
更新を完全に放り出して、お盆の間は実家でまったりとした時間を堪能していました。
更新はずいぶんと休んでしまいましたが、その間積み本を消化したり新たに買ってきた本を読んだりとそれなりの数の本を読んでいましたので、更新するネタのストックはかなり増えましたよ。 これだけストックがあればしばらくは更新を途切れさせずやっていけますもん。 ただ、できるからといってじゃあ実際にやるかっていうと、やらないんですけどね。
今回紹介するこのクビキリサイクルは以前紹介した8の殺人の新装版と同時期に出た本なんですが、買ってすぐちょろっと読んだだけで以後手に取ることも無く本棚の奥底に眠っていました。 買った当初はまだこの1冊しか文庫化されていなかったわけですが、気付けばシリーズ3冊目のクビツリハイスクール―戯言遣いの弟子が文庫化されるに至っていて、時の流れの速さを感じたり感じなかったり。 ぼちぼち読まなきゃいけないなぁと、重いようでそうでもない腰を上げて今回実家に帰省している間に読んだ次第です。 そもそもこの本を買った動機が「デスノートのノベライズなんかで名前を聞く人気作家らしい人のデビュー作が文庫化されるらしいから試しにちょっと読んでみるか」程度のもので、読みたくて辛抱たまらず買ったわけじゃなかったんですよね。 だから、ラノベっぽい作品だということは分かって買ってはいたんですが、鬱屈した主人公や「天才」達の高尚なんであろう会話に付いていけず、もともと低かったモチベーションが100ページも読まないうちに消滅してしまったのです。 そんなわけで今回改めてこの作品に挑戦しようと思ったもののモチベーションは別に高いわけではないので大丈夫かなと不安だったんですが、こうして感想を書いていることから分かるとおり何とか読了することができました。 ていうか、意外に苦痛を感じることなくすんなり読めましたよ。 最初の首切りが起こるまでが退屈だったものの、いざ起こってしまってからは一気に最後まで読みきることが出来ましたし。 というのも、核となるミステリーの部分がしっかりとできているんですよね。 ことあるごとに飛び出す主人公の戯言には正直うんざりだった、というのは戯言ですけども、単なるキャラクター小説ではなくミステリーとして楽しむことができたのは嬉しい誤算でした。 とはいえ、トリック自体はさほど目新しくないような代物で、普通にこのトリックで話を書くなら本作のように500を超えるページ数は必要ないなぁと感じるんで、やっぱりこの作品はキャラクターがあってこそなんだろうな、と。 キャラクターが好きになれるかどうかで面白さがかなり左右されるんだろうな、と思います。 私の場合このキャラクターは好きかというと…まぁ、そんなのどうでもいい戯言だから良いでしょう。 そんなこんなで意外に楽しめたこの作品。 今すぐ続きが読みたいとまではいきませんが、気が向いたときにでもまた2作目を手にとってみたいところです。 ー最後に。 読み終えて初めて気付いたんですが、結構意味深なタイトルだったんですね、これ。 まぁ、これも言ってみただけの戯言なんですけども…
テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌 ≪アクロイド殺し | Home | カラスの親指 by rule of CROW’s thumb ≫ Comment
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