齢20を過ぎて初めて日常的に本を読むようになった読書の初心者の、気ままな読書履歴です。ミステリ中心。
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yanbal1915

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2008.10.28 Tue
紙の碑に泪を
ホント全然本の感想を書いていないですね、今月は。
前回の更新も得体の知れないゲームについてだらだら書き殴っていただけですし。
でもね、前回のエントリには実はちょっとした仕掛けがあったんですよ。
更新がまたしばらく空いてしまうだろうことは想像が付いていたんで、ミステリを主に扱っているブログらしく、更新が無い間は推理して楽しめるようになっていたのです。
即ち、次に感想を書く本は何なのかを。
だからこそあんな変なタイトルになっていたんですよね。
こんな趣向が凝らしてあったということに気付いた方は、果たしていらっしゃるのでしょうか?
やっぱりいないですかねぇ。
だってそんな趣向別に凝らして無かったですもん。


紙の碑に泪を (講談社ノベルス クL- 6)紙の碑に泪を (講談社ノベルス クL- 6)
倉阪 鬼一郎

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というわけで、前回のエントリのタイトルの元ネタと「涙繋がり」で。
本作は今年九月に発売された講談社ノベルスの一冊です。

発売当初は著者の作品を一つも読んだことがなかったのと得体の知れないタイトルで内容が全く想像が付かなかったことから購入を見送っていたものの、ブログで感想をちょくちょく見かけるにつけ妙に気になってしまってしばらくしてから購入したという代物。
ノベルスは「ちょっと気になる」程度でも気軽に購入できるから良いですよね、ハードカバーの本だとそうはいかないですから。
普段滅多にハードカバーの本を読めないんでこうして新刊の感想が書けるということも滅多にないですし、ホント講談社ノベルスは有難い存在ですよ。
私だって人の子ですから、話題の中心にいたいですもん。
ただ惜しむらくは、この本は話題の中心には絶対ないという。

そんなわけで、あんまりどんな内容の本なのか知らない方が多いかと思うんで軽く内容に触れておくとーといいたいところですが、何とも内容の説明がしづらいんですよね。
ハイク・ニンジャが大活躍します!とか言ってもわけ分かんないでしょうし。
これから犯人と対峙しようという刑事が「紙の碑に泪を」という翻訳ミステリを讀み始める話ですーという紹介が一番しっくり来るのかなぁ。
メインとなるのはブログに書かれた文章などを基にした犯人のアリバイ崩しで、それだけを抜き出したら何とも単純な話なんですけども、作中作があることが話をややこしくしているんですよね。
何とも説明しづらいですがとにかくそんな内容の(結局どんな内容なんだという)話で、刑事が推理を終えてから物語が始まるので、読者は順に開示されていく証拠を見ながら刑事の推理を辿っていくことに終始します。
キャラには感情移入しようがないですし、事件自体もあまり興味が持てる代物ではなかったので、著者が仕掛けたという驚天動地のトリックとは如何なものかというただ一点の興味だけで読み進めたのですがーなるほど、このトリックは良い。良い感じにバカバカしくて

よくよく考えるとバカバカしくはなくすごいことをやってのけていると思うんですが、作中作のはじけっぷりの凄さがミステリとしての凄さを凌いでるような感じで、「凄いミステリを読んだ」というよりは「凄い迫力のあるミステリを読んだ」という感覚なんですよね。
一見何のことか分からないタイトルにもきちんと意味があって、それが分かった時はおお~そうだったのかとすごく感動したはずなのに、しばらく経ったらハイク・ニンジャが大活躍する話だったという認識になっているんですもん。
なんにせよ十分楽しめたのは確かで、読んでよかったと思うし、著者の他の作品も読んでみたいと思いましたよ。


ーてな感じで感想を終わりにしても良いんですが、このままだとオチがないと思われかねないですからね。
実は前回のエントリに既にこの感想のオチが含まれているというのに。
それに気付いた方は果たしていらっしゃるのでしょうか?
やっぱりいないですかねぇ。
だってそんなオチ無いですもん。
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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 03:59    倉阪鬼一郎    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2008.10.21 Tue
だけどつい手が出ちゃう…セプターだもん
長らく更新が途絶えていまして、申し訳なかったです。
現在あることを「やる」のに忙しくて、なかなか更新まで手が回らない状態です。
ー何をやっているのか。
そりゃあ私だって男の子ですから。
「やる」っていったらあれしかありませんよね。
ええ、もちろんカルドセプトDSです

私の最も好きなゲームであるカルドセプトのシリーズ最新作がつい最近ニンテンドーDSで発売されまして、当然のように更新その他あらゆることを放り出して遊びまくっております。
この「カルドセプトDS」、記念すべきシリーズ一作目のリメイクなんですが、ゲームバランスが一から調整されて完全に新作のような感じで遊べるんですよね。
もっとも収録されているカードは(あ、カルドセプトっていうのはトレーディングカードゲーム+モノポリーみたいな感じのゲームです)旧作とほとんど同じなんでカードを手に入れたときのワクワク感はあんまりありませんし、ストーリーも同じ。
でもそんなことはどうでもいぐらい対戦が面白い、ネット対戦が。
「カルドセプトサーガ」のバグだらけでまともに対戦が出来ないという状態を体験してきただけに、人がたくさんいる発売間もない時期に快適なネット対戦が出来るってだけで幸せですよ。
しかもまだ発売間もないんで、皆カードが十分には揃ってなくて戦略も確立されてなく、逆転に次ぐ逆転が起こるカオスな状況ーたまんないです。
時間の許す限り遊んでいたいですもん。
(ちなみに「ヤンバル」という名前でプレイしています。まずいないと思うんですが、このブログの読者の方でもし万が一カルドセプトDSをやっている方がいらっしゃいましたら遊んでやって下さい。)


そんなわけで、カルドセプトプレイヤー(=セプター)の性で、このブログを更新しようと思ってパソコンの前に座っていたはずが気付けばニンテンドーDSに手が出ているという状態が今後もしばらく続いてしまうと思います。
それに加えて純粋に自由に使える時間も激減しているんで、更新頻度はこれまでと比べてかなり落ちることになるかと思います。
一応週に二回は更新できるよう努めようと思っているんですが、それも守れる保障はありません。(ついカルドセプトDSをやっちゃうからではなく、純粋に時間が無くて。)
なので、当ブログを見に来てくださっている方には、訪れてがっかりしないためにもRSSリーダーに登録して頂くことをお勧めします。
フィードページのURLはサイドバーに載せてありますし、使用するRSSリーダーによってはボタン一つで追加できるようにしてありますんで、是非。

更新頻度は落ちてしまうことになりますが、クオリティーは落とさないよう(そもそもクオリティーが高いのかどうかっていうのは置いといて)努めて参りますんで、どうか変わらぬご愛顧をお願い致しますm(_ _)m

テーマ:カルドセプトDS - ジャンル:ゲーム
yanbal1915 at 23:21    information    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2008.10.14 Tue
Story Seller
前々回前回と図らずも伊坂幸太郎氏の短編が収録されているアンソロジーの感想が続いていたので、今回もその流れに沿って。
といっても今回感想を書く本(というか雑誌)を買ったのは伊坂氏の短編ではなく米澤穂信氏の短編が目当てで、そもそも短編というよりは中編なんですけどね。


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伊坂幸太郎や米澤穂信、本多孝好といった総勢七人の作家によるアンソロジー。
アンソロジーと言っても先ほど述べたように短編ではなく、「読み応えは長編並、読みやすさは短編並」という中編を集めたものです。
更に先ほど述べたように米澤穂信氏の短編(もとい中編)を目当てに買ったものの、収録作品をコツコツ読んでいる間に米澤氏のホームページでこのStory Sellerに収録されている「玉野五十鈴の誉れ」を含むバベルの会シリーズの短編集がこの11月に出るというのを目にして少なからずショックを受けたといういわくつき(?)の代物。
でも、じゃあ買ったことを後悔しているかと言うと全くそんなことはないんですよね。
ホント面白いお話を売ってくれてありがとうって感じです。

読みたかった米澤氏の中編は祖母が絶対的な権力を握る旧家の話で何とも言えない余韻が残り、伊坂氏の中編はラッシュライフのような多視点で展開される話で別の視点から見ると印象が変わって見えるんだというズレが面白い。
道尾氏の作品はカラスの親指のように騙されて嬉しいと感じる幸せな読後感。
これを読んだ時点では未体験だった他の作家の中編も、どれも違った味があって面白かったです。
近藤史恵氏の「プロトンの中の孤独」は今年の本屋大賞の二位に輝いた「サクリファイス」の外伝ということですが、本編を読んでいなくても十分面白かったですしね。
しかし、何といっても素晴らしいのは有川浩氏の「ストーリー・セラー 」ですよ。
もうね、ホントこれを読めただけで買った甲斐があった
あーなるほど恋人が不治の病に冒されてるんすか大変すねーみたいな感じで読んでたはずが、気が付いたら涙が止まらなくなっているんですもん。
押し寄せてくる言葉の洪水に、涙腺という堤防があっさりと決壊して、涙が洪水のように出てくる。
疲れて体がどっしり重く感じるほど本気で泣いたのは、いつ以来だろう?
ああ恋愛小説って良いもんだなぁって、素直に思いましたよ。
前回感想を書いたI LOVE YOUを読んだのも、伊坂氏の短編を読みたかったからっていうのはもちろんありましたが、実はその前にこのストーリー・セラー を読んだことがあったっていうのが一番大きかったですからね。
恋愛小説があまり好きでないという人にこそ読んでもらいたい、価値観を変えかねない傑作です。

そんなわけで、思わぬ掘り出し物もあって非常に楽しめたこの本、もとい雑誌。
雑誌という形態のため今現在は非常に入手しずらくなっているというのが残念でなりません。
ホント多くの人に読んでもらいたいんですけどねぇ。
まぁでもそのうち収録作は各作家さんの短編集に収められることになるかと思うんで、今回読めなきゃ一生読めないってことにはならないと思います。
でももし入手する機会があるならば、一人の担当者の熱意によって生まれたというこの雑誌を是非手にとって欲しいですね。
私の場合は有川浩氏でしたが、人によってそれぞれ別の作家さんと、素晴らしい出会い方をすることができると思いますから。
(*2009/4/25追記:文庫版が2009/1/28に発売され、手軽に入手可能となりました。*)

最後にこの雑誌を担当した編集者の方へ。
是非とも第二弾、第三弾とこの企画を続けていって下さい。
いやね、大変だとは思うんです。
あまり読書歴のない私でも全員名前を耳にしたことがあるような人気作家を集めるというのは。
だから、可能なら。あくまでも可能なら、また面白いお話を売ってください。
そして可能ならば、あくまでも可能ならばーこの感想のオチも売って下さい。


収録作品
伊坂幸太郎「首折り男の周辺」・近藤史恵「プロトンの中の孤独」・有川浩「ストーリー・セラー 」・米澤穂信「玉野五十鈴の誉れ」・佐藤友哉「333のテッペン 」・道尾秀介「光の箱」・本多孝好「ここじゃない場所」

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 05:53    アンソロジー    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2008.10.13 Mon
I LOVE YOU
このブログは主にミステリ小説の感想を扱っていますが、それは単純に私がよく読む本のジャンルがミステリであるというだけで、ミステリ以外のジャンルは扱わないかというと全然そんなことはありません。
前回感想を書いた本もミステリじゃないですしね。
ミステリ以外もたまには読むし、感想も書くんだよというわけで、今回感想を書く本もミステリじゃありません。恋愛小説


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伊坂幸太郎や石田衣良、本多孝好といった総勢六人の男性作家によるアンソロジーです。
伊坂氏が恋愛ものを書くというイメージは無かったんで一体どんなものかと興味を持って購入したんですが、恋愛小説っていうのはまず読まないジャンルですからね。
「I LOVE YOU」なんていうド直球のタイトルを冠した短編集を果たして楽しめるものなのかとちょっぴり不安だったんですがーいやはや、全く杞憂でしたよ。

やっぱり伊坂氏ですから、ど真ん中のストレートは投げてきません。
石田衣良氏の短編なんかはモロにど真ん中のストレートって感じですが、伊坂氏他多くの短編はど真中をはずして外角高めいっぱいやインサイドぎりぎりに放り込んできた感じです。
要は、恋愛小説って聞いて私がイメージしていた「読んでるこっちが恥ずかしくなるような甘ーい話」はむしろ少数派だった、と。
それでもどの短編もこれは恋愛小説以外の何物でもないよな~と感じるんで、ボール球ではないんですよね。
いや~ホント、恋愛小説って実はすごく懐が深いんだなぁと実感させられましたよ。
石田衣良氏のものすごく甘ーい話も実はすごく気に入ってたりするんで、ヤバイ、ちょっと恋愛小説にはまりそうですよ。

恋愛小説の奥の深さを感じさせる、粒ぞろいな短編たち。
伊坂・石田両氏の短編も面白いんですが、何よりも中田永一氏の「百瀬、こっちを向いて」と中村航氏の「突き抜けろ」が秀逸過ぎます。
どちらも初めて読む作家さんだったんですが、その存在を知ることが出来て良かったです。
他の作品も是非とも読んでみたいですもん。
いやーホント、一発で好きになってしまいましたよ。
「あなたたち」という意味でYouを使って、正にI LOVE YOUです(キリッ


収録作品
伊坂幸太郎「透明ポーラーベア」・石田衣良「魔法のボタン」・市川拓司「卒業写真」・
中田永一「百瀬、こっちを向いて」・中村航「突き抜けろ」・本多孝好「Sidewalk Talk」

テーマ:恋愛小説 - ジャンル:小説・文学
yanbal1915 at 03:34    アンソロジー    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2008.10.12 Sun
秘密。―私と私のあいだの十二話
さてさて。
しばらく本の感想以外のエントリが続いていましたが、これからは通常通り本の感想を書いていきます。
安楽椅子探偵関連のエントリを書く前は倒叙形式のミステリの感想が続いていましたが、今回は全然タイプの違う本の感想を。
以前トラックバックを頂いた縁でちょくちょく覗きに行かせて頂いていた読書三昧さんのブログで紹介されていて、非常に興味を引かれて購入した本です。


秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス)秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス)
ダヴィンチ編集部

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有栖川有栖や伊坂幸太郎、森絵都といった総勢十二人の作家によるアンソロジーです。
特徴的なのは、一つの出来事に対して別の視点からみた二つの物語が語られるという点。
こういう別の視点から見ることで同じ世界が全く違った見え方をするという趣向がイニシエーション・ラブなどを読んで非常に気に入っていたので、面白くないわけがないと存在を知った時点で即買いしたんですが…やはり期待に違わずすごく面白かったです。

読んでて妙に電話が出てくる話が多いなと思っていたら、どうやら収録されている短編のほとんどが日本テレコムShortTheater「心をつなぐ言葉たち」で掲載されたものらしいです。
ー日本テレコム…惜しい会社を無くしたものです。
(いやまぁ、名前が無くなっただけで会社としては無くなってないですけどね)
スポンサー絡みとはいえ、電話という媒体を用いたのは大正解だと思います。
声だけで繋がって互いの姿は見えないというのは、この趣向にうってつけですからね。
別の視点から見ることで感じる感覚も各短編で異なっていて、非常に面白いです。
優しい気持ちになれたり痛烈な皮肉を感じたり、大笑いしたり…
登場人物たちがお互いには決して知りえない秘密の味は、格別でした。

そんなわけで、内容が素晴らしい本作。
更に素晴らしいことに、本としても素晴らしいんですよ。
表紙のデザイン、帯のデザイン、本の質感、著者のサインと、各所に挿入される写真。
全てが私のストライクゾーンにドンピシャです。
いやホント、ここまで完璧に自分の好みに合った本が存在するなんて驚愕です。
ひょっとしてこれ、ホントは「私と私のあいだの十三話」なんじゃないですかね?
完璧に自分好みの本を手にした男。
しかし、別の視点から見てみると…


著者一覧
吉田修一・森絵都・佐藤正午・有栖川有栖・小川洋子・篠田節子・
唯川恵・堀江敏幸・北村薫・伊坂幸太郎・三浦しをん・阿部和重

テーマ:短編小説 - ジャンル:小説・文学
yanbal1915 at 01:21    アンソロジー    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2008.10.11 Sat
安楽椅子探偵と忘却の岬 犯人はお前だったのか
私の住んでいる地域では先ほど安楽椅子探偵と忘却の岬の解決編の放映が終わったので、それを踏まえて感想を書いておきたいと思います。

解決編の内容に思いっきり踏み込んだ内容を書いていくんで、ネタばれがあっても良いという方のみ続きをお読み下さい。
→続きを読む

テーマ:安楽椅子探偵 - ジャンル:テレビ・ラジオ
yanbal1915 at 04:49    安楽椅子探偵    Comment(2)   TrackBack(2)   Top↑

2008.10.08 Wed
安楽椅子探偵と忘却の岬 犯人はお前だ(とは限らない)
安楽椅子探偵と忘却の岬の解答期限を過ぎたんで、解決編が放映される前に自分なりに推理をした結果を公表しておきます。
正直絶対間違えている自信があるんですけども。
まぁせっかく頑張って推理してみたんだから披露しておきたいじゃないですか。
後出しジャンケンで俺分かってたんだぜ~と言えないように自分を戒めるためにも、ね。

そんなわけでこれから安楽椅子探偵と忘却の岬の内容に思いっきり踏み込んだ内容を書いていくんで、問題編を見ていない、解決編をまっさらな気持ちで見たい、といった方はここでお帰り下さいませ。
問題編のネタばれがあっても良くて、まぁお前ごときが真相に辿り着けるわけがないのは分かっているけどとりあえず真相とやらを聞かせてみ?という奇特な方のみ続きをどうぞ。
→続きを読む

テーマ:安楽椅子探偵 - ジャンル:テレビ・ラジオ
yanbal1915 at 04:27    安楽椅子探偵    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2008.10.06 Mon
容疑者Xの献身
前回のエントリを書き始めた段階では感想を二個続けて書く気満々だったんですが、感想を書き終えたときには疲れ切って到底そんな気にはなれなかったです。
そんなわけで昨日は安楽椅子探偵の推理に挑戦するために更新はお休みっていう形になってしまいまして、更新を楽しみにしていらっしゃった方には申し訳なかったです。
しかし更新を休んで推理に集中していたわけですから、安楽椅子探偵の真相にはそれはもうー全く到達出来ていないです、ハイ。
前提が間違えているアリバイに何の意味もないんだよ~ということには気付いたんですが(まぁそれも全然見当外れかもしれないんですけども)、犯人を絞り込むまでには至っていません。
なんかもう、全然解ける気がしないんですけども、とりあえず期限まで考えてみてその後このブログで自分がどこまで解けた(と思い込んでいるか)を発表してみたいなと思っています。

さてさて、それでは安楽椅子探偵の話はこれぐらいにして本の感想に移っていきましょう。
前回前々回と倒叙形式のミステリーの感想を書いていましたので、今回もその流れに沿ってこちらの本を。


容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)容疑者Xの献身 (文春文庫 ひ 13-7)
東野 圭吾

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『本格ミステリベスト10 2006年版』『このミステリーがすごい!2006』『2005年「週刊文春」ミステリベスト10』においてそれぞれ1位を獲得し、第6回本格ミステリ大賞、更には第134回直木賞も受賞した2005年を代表する作品です。
話題になっていた当時にはハードカバーの本ということで手が出せなかったのですが、今年の8月に文庫化されてようやく読むことができました。
完全に話題に乗り遅れた形になるかと思いきや、探偵ガリレオシリーズがドラマ化されてヒットし、今まさにこの容疑者Xの献身の映画が放映中という状況ですからね。
まぁ映画化に合わせて文庫化されたんだろうことは容易に想像つきますけども、普段新刊はあまり読めないのでこうして話題になっている時に読めるのはちょっぴり嬉しいです。
といってもドラマも映画も全く見ていないし今のところ見るつもりもないんで、話題の中心からはちょっとずれてるんですけどね。

この容疑者Xの献身は探偵ガリレオ、予知夢に続く探偵ガリレオシリーズの第三弾なんですが、私は第一弾の探偵ガリレオは読んだものの予知夢は読んでいません。
なので予知夢がどういう内容なのかは分かんないんですが、探偵ガリレオを読んだ印象からこのシリーズは超常現象チックな事件を科学的に解明するものだと思っていたんですよね。
だから容疑者Xの献身に全然オカルトチックなところがなかったのは意外でした。
シリーズ初の長編ということで毛色が多少変わるのは分かるんですが、ここまで変わるともうシリーズものとは言えないんじゃないかと思ったり。
まぁそりゃあ天才物理学者湯川を中心とするシリーズキャラが登場しているんでシリーズものということになるんでしょうけども、この作品に関しては別に湯川が登場しなくても成り立つんじゃないの?って気がするんですよね。
天才物理学者と天才数学者の知恵比べという構図が成り立てばいいわけですから。
天才数学者の石神っていう人物が湯川の古い友人にいるっていう伏線がシリーズ中にあったっていうなら別ですけども、今回が初登場だっていうならねぇ。
私は探偵ガリレオを読んでいたんでシリーズのメインキャラクターがどんな奴なのかはそれなりに分かったわけです。
でも、中にはこれがシリーズ初体験という方もいるわけで。
シリーズを未読でも十分楽しめると思うんですけど、最大限楽しもうと思ったらやっぱりキャラにある程度馴染みがあったほうが良いと思うんですよ。
これがもしノンシリーズの長編だったら誰もが最大限楽しめるわけですから、シリーズものである必然性がないのならシリーズにしない方が良かったんじゃないかと、そう思うんですよね。
そんな風に思ってしまうのも、この作品が非常に面白かったからなんですけども。

倒叙形式のミステリーということで、犯人が誰かは明らかとなっています。
娘・美里とアパートで二人暮らしていた花岡靖子。
彼女にひっそりと想いを抱く天才数学者の石神。
靖子の元夫、富樫慎二を突発的に殺してしまった彼女たち二人を救うために石神は完全犯罪を企てるーという流れ。
ただ、どのようにして完全犯罪を成し遂げようとしたのかというメイントリックは終盤まで明らかにされることはなく、トリックが明らかにされる面白さがあるというのは先に感想を書いた二作品とは大きく異なるところです。
しかもそのトリックというのが、顔のない死体が出てくるところからすぐに想像つくものから一捻りされており、単純だけどなかなか気づけない、だから明らかにされたときに非常にカタルシスを味わえるという絶妙な出来。
更にそのトリックを成り立たせるためには正に「献身」が必要なため、その純愛っぷりに圧倒されます。
ただあまりにも純愛過ぎてもはや理解できない領域になっていたんで、読み終えて抱いた感情は「感動」ではなく「慄然」だったんですけどね。
とにかくその徹底的な献身ぶりが作り出す迫力は凄まじく、大いに堪能させていただきました。
ホント、あまりに凄まじすぎて読み終えて大分経つのにまだ心が落ち着かないですもん。
感想もオチ付かないですもん。

…ハイ。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 19:38    東野圭吾    Comment(2)   TrackBack(3)   Top↑

2008.10.04 Sat
青の炎
私は現在関西地方に住んでいるんで昨日安楽椅子探偵の放送があったわけなのですが、録画したものの全然見れていません。
明日はまとまった時間が取れるんで、探偵業に集中するためにこのエントリを含めて二つぐらい本の感想を書いておこうとこうしてキーボードに向かっています。
まぁ、リアルタイムで挑戦するのは今回が初めてなんで、到底真相には辿り着けないと思うんですけどね。

さてさて、そんなわけでさっさと本の感想を片付けてしまいましょう。
前回感想を書いた本が倒叙形式のミステリーだったので、その繋がりで七月の半ば頃に読み終えていながらまだ感想を書いていなかったこちらの本を。


青の炎 (角川文庫)青の炎 (角川文庫)
貴志 祐介

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クリムゾンの迷宮が非常に面白かったんで、読み終えた後に貴志祐介氏の他の作品に手を出したのは当然の成り行きで。
そして読むことになったこの青の炎は、ホント読めたことを感謝するぐらい面白かったです。
これを読んだ当時は(というか今もですが)ほとんど倒叙形式のミステリーに馴染みがなくて、同じく貴志祐介氏の作品の硝子のハンマーぐらいしか読んだことがなかったんですよね。
その硝子のハンマーも後半だけ倒叙形式になっているという変則的な形だったんで、青の炎が実質倒叙ミステリーの初体験でした。
だから普通の人よりも受けた衝撃の度合いが大きく、より面白く感じたのかもしれませんが、少なくとも私は今のところこれ以上面白い倒叙ミステリーには出会ってないです。
ま、それほど倒叙形式のミステリーを読んでいないっていうのもあると思うんですけども。
ーとにかく、ホントに面白かった。

主人公の秀一は高校生。
母と妹との三人暮らしでつつましくも楽しく暮らしていたところ、母が昔再婚してすぐ別れた男がやってきて家に居つくようになってしまった。
警察も法律も、家族を守ってはくれない。
傍若無人に振舞う男から母を、妹を守るため、秀一は自らの手で男を葬りさることを決意するー

といった内容の話。
重要なのは、家族のために完全犯罪を企てるということです。
自分一人が傷つけられるんだったら耐えられるけども、家族に危害が及ぶのは耐えられない。
また、自分の犯行がばれたら家族は嘆き、世間からの冷たい目にさらされてしまう。
自分のためではなく、家族のために殺し、家族のために完全犯罪を目指す。
あくまでも家族のために行動するという少年の心優しさと、そんな優しい少年が殺人を犯さなければならないほど追い詰められてしまうその苦悩が、なんとも切なく心に突き刺さります。
主人公に否が応でも感情移入してしまうんでどうか幸せになってほしいと思うんですが、幸せにはなれないんだろうなということは簡単に想像がついてしまうわけで。
だから、読み進めるのは辛かったです。
でも、読むのが辛くてもー殺人を犯し、些細なミスから完全犯罪が崩れだして、どんどん追い詰められてどんどん荒んでいく主人公を見るのが辛くても、最後を見届けずにはいられなかった。
優しくて、やっぱり優しかった少年の生き様を、心に刻み付けるために。

そんなわけで、主人公のとった行動はー最後の選択も、何よりも人を殺すこともー決して正しかったとは思いませんが、理解はできて、その凄まじい生き方に圧倒されながら最後の最後まで純粋に面白く読むことができました。
もしもまだこれを未読の方がいるならば、是非とも読んでみることをお勧めしますよ。

ーしかしこの貴志祐介氏、私今回初めて氏の小説を読んだわけではないんですが、先の対談で道尾氏が述べてはいなかったように読点の使い方が独特では別にないですね。
「島の、中二の、夏。」みたいな感じで普通なら付けないようなところに読点が付いていて、そのおかげで読点の後ろに続く単語が強調されるような感じを受け、強く印象に残るーのはこっちの方でしたね。
でも、分かりやすくはないですが貴志祐介氏も文章に特徴がありますよね、多分。
ですんで、今回感想を書くにあたって貴志祐介氏の文章の特徴を真似してみました。
どうでしょう、似ているでしょうか?
え?普段の文章とあまり変わりないんじゃないかって?
まぁ、確かに全然似せる気ありませんけども…
……

あ、どうも。私がyanbal1915です。

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 23:59    貴志祐介    Comment(0)   TrackBack(3)   Top↑

2008.10.02 Thu
少女には向かない職業
米澤穂信氏の作品の感想も一段落付いたんで、これからは別の作家の作品の感想(「の」多いな)を書いていきます。
とはいえ今回感想を書く本は米澤穂信氏と全く無関係ではなくて、薄~~い繋がりがあります。
犬はどこだのパロディ作に狛犬はどこだがある(実際に出版されてるんじゃなくあくまでもネタです)というのをユリイカの米澤穂信特集号を読んで知り、そのページからなんやかんやで桜庭一樹氏と道尾秀介氏の対談に行き着き、その対談で今回感想を書く本の冒頭が「私は人を悪意とバトルアックスで殺した」というものであることを知り、バトルアックス?読むしかないっしょ!ということで読むことになったという、繋がり。
はとこの友達がよく行くゲーセンの店員の方がまだ繋がりがあるんじゃないかっていうぐらい薄い繋がりですが、そんな経緯で読むことになったのがこちら。


少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)少女には向かない職業 (創元推理文庫 M さ 5-1)
桜庭 一樹

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直木賞作家の桜庭 一樹氏による、倒叙形式のミステリ。
冒頭に出てくるバトルアックスもそうですが、各章のタイトルも「用意するものはすりこぎと菜種油です、と静香は言った」や「用意するのは冷凍マグロと噂好きのおばさんです、と静香は言った」とヘンテコなものばかりで大いに惹きつけられます。
しかもつかみの面白さが全てで内容はそうでも…ってこともなくしっかりと楽しませてくれるんだから、素晴らしい。
一体バトルアックスは、冷凍マグロはどういった経緯で出てくるんだ、と気になって読み進めているうちに自然と主人公の少女たちに、13歳の葵と静香に感情移入してしまうんですよね。
傷つきやすいから、誰にも嫌われないように、頑張ってお調子者を演じている、葵。
でも根っから能天気なわけじゃないんで、不意を突かれるとちゃんと受け答えができない。
そして、言いたいことをきちんと言えないで、自分一人で抱えてしまって、破滅へと向かってしまう。
葵と出会うことになる静香については深く言及するとネタばれになりかねないんで多くは語れないんですが、完全犯罪には到底なりえないような案しか思いつけないところがなんとも切ない。
二人とも向いていないんだから殺人なんてやめとけ!と読んでるこっちは思っていても、少女たちの側でそれを言ってくれる人はいないわけで。
それがどうしようもなくもどかしくて、切なくて。
そんな風に主人公たちに感情移入して、更には中盤以降のミステリアスな展開にぐいぐい引き込まれていただけに、終盤の尻すぼみな展開がどうにも気になってしまいました。
これでラストがバッチリ決まっていたら言うことなかったんですけども…ちょっと残念です。
でも「人をバトルアックスで殺す」っていう設定でトンデモな展開にせず書き切るというのがそもそも凄いことですからね。
十分楽しませてもらいましたんで満足しています。

しかしこの桜庭一樹氏、私今回初めて氏の小説を読んだんですが、先の対談で道尾氏が述べているように読点の使い方が独特ですね。
「島の、中二の、夏。」みたいな感じで普通なら付けないようなところに読点が付いていて、そのおかげで読点の後ろに続く単語が強調されるような感じを受け、強く印象に残ります。
人によっては少々読点が多くてくどく感じるかもしれませんが、個人的にはこの読点の打ち方はすごく好きです。
ですんで、今回感想を書くにあたってこの読点の打ち方を真似してみました。
どうでしょう、似ているでしょうか?
え?普段の文章とあまり変わりないんじゃないかって?
まぁ、確かにこれまでの私の感想も変なところに読点をつけることがあったかもしれませんが…
……

あ、どうも。私が桜庭一樹です。

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yanbal1915 at 20:39    桜庭一樹    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

2008.10.01 Wed
2008/9月 読了本
9月に読み終えた本のリストを公開しておきます。
8月に読み終えた本の感想もまだ書き終えていないのに新しく本を読んじゃうもんだから、どんどん積感想が増えて来ていますね。
とはいえ今月はそんなに多くは本を読めていないんでまだましかも…
こうして改めて見てみると、今更初めてバトル・ロワイアルを読んでみたり少年マガジンの50周年記念本を読んでみたりしている以外はかなり偏りのあるリストになっていますね。
ここには記載していませんが米澤穂信特集目当てにユリイカの 2007年4月号と野生時代の2008年7月号も読んだので、9月はホント米澤穂信関連の本ばかり読んでいた感じです。
各種のミステリ系アンソロジーを大量に購入してあるんで、10月はそれを読んで新たにお気に入りの作家を探してみたいところです。

ちなみに先月読んだ本の個人的ベスト3は以下の通り。
1.ボトルネック
2.Story Seller
3.バトル・ロワイアル
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yanbal1915 at 00:25    先月の読了本    Comment(0)   TrackBack(0)   Top↑

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