齢20を過ぎて初めて日常的に本を読むようになった読書の初心者の、気ままな読書履歴です。ミステリ中心。
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2009.06.13 Sat
1/2の騎士
5月の読了本リストをアップした次の日にでも感想を書くつもりだったのに、何だかんだでずいぶんと遅くなってしまいました。
研究をまともにやろうと思うと地味に忙しいですね、今までさぼって来たから余計に。
そんなわけでなかなか時間が取れないので、感想を書きたい本は数多くあれど全ての感想を書くというわけにはいきません。
となると、必然的に読んだ本に優先度を付けなければならないわけで。
理系的に表現するならば、「重み付け」をする必要がある、と。
…まぁ、「重み付け」を理系的だと感じてしまうところがそもそも理系的じゃない気がしますが、そこは気にしない。
何で重み付けするかというと、「鮮度」と「面白さ」。
つまり、最近読み終えた本及び特に面白かった本の感想を優先的に書いていこうと、そういう次第です。
それでは長らく本の感想を書いていない状態で久しぶりに取り上げる今回の本はというとーそう、当然一番重みが大きい本になるわけですね。
というわけで今回感想を書くのは、最近読み終えたばかりで、めちゃくちゃ面白かったこちら。


1/2の騎士 harujion (講談社ノベルス)1/2の騎士 harujion (講談社ノベルス)
初野 晴

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以前感想を書いた退出ゲームの著者による長編三作目です。
刊行時期は退出ゲームよりもこちらの方が早いんですが、後から発売された退出ゲームが話題になった関係で影が薄くなってしまった不遇の作品。
作中で主要な役割を果たすのも、同性愛者等世間で少数派として不遇な扱いを受けている人々ばかりというのは何の因果でしょう。
でも埋もれさせておくには惜しい、惜し過ぎる。
そう感じるほど面白い作品でした。
世間的に評価が高い退出ゲームよりも、個人的にはこちらの方が断然好みですよ。

恋愛小説と勘違いしてしまいそうなデザインの表紙ですが、ジャンルとしてはミステリに属する作品。
裏表紙に「透明感ある文章で紡ぎ出すファンタジックミステリー」という紹介文がありますが、舞台設定は現在で、魔法や特殊能力の使い手が登場することはありません。
では何が「ファンタジック」なのかというと、タイトルにもある「騎士」の存在です。
騎士と言っても甲冑に身を包んだ中世の兵士や『「光速」の異名を持ち重力を自在に操る高貴なる女性騎士』ではなく、幽霊です。
騎士の幽霊ではなく、ホントに普通の幽霊。
幽霊自体が普通じゃないんで普通の幽霊っていうのもおかしな話ですが、とにかく何の特殊能力も持たないライトニングサファイアという幽霊が主人公である女子高生のマドカを守るべく騎士のごとく振る舞う、そういう話。
この幽霊というのがポイントで、肉体を持たないものだから自分一人の力では何もできないわけです。
頭は良いので探偵役として謎を解くことは出来るのですが、実際に問題を解決するためには主人公の手を借りなければならない、と。
つまり、主人を危険から守るために、騎士は主人を危険に晒さなければならないわけです。
たまらん、たまらんなぁ~

ー半人前の騎士と主人公が、自分たちの住む愛する街を守るために戦う物語。
本作品を要約するならばそんな表現になるわけですが、そんな表現では面白さを十分に伝えることは出来ません。
ホントこの面白さは要約出来ませんよ。
例えば主人公達は「インベイジョン」という姿が見えない侵入者と戦うことになるわけですが、その正体に迫っていく論理は本格ミステリとしての魅力に満ち溢れていますし、「ドッグキラー」との戦いの中では謎を解くことによる痛みを味わえます。
更には敵対する異常犯罪者も絶対的な悪として切り捨てることが出来なくてやりきれない気分になりますし、人間的に成長していく主人公達の姿は胸を打ちます。
楽しくて、やりきれなくて、不気味で、切なくて、希望に満ち溢れている。
様々な形で感情を揺さぶってくるこの作品は、ミステリとしても青春小説としても間違いなく一級品です。

2段組みで400ページ越えという結構なボリュームがあり、なおかつ連作短編集的な形で異常犯罪者との対決ごとに章が分かれている本作品。
そのため、一息に読み切るというよりは一章ずつ噛みしめるように読んでいく方がより楽しめるんではないかと思います。
章が進むごとに着実に増えていく、主人公の仲間たち。
章が進むごとに…
たまらん、たまらんなぁ~


…え?この感想のオチですか?
私の「騎士」がこの感想にはオチを付けるなって言うので、今回はオチ無しでお願いします。
…え?私の「騎士」の名前ですか?
「怠惰」ですけど。
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テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 23:15    初野晴    Comment(1)   TrackBack(1)   Top↑

2008.12.25 Thu
退出ゲーム
もうね、更新頻度が低いなんてもんじゃないですね。
更新したら逆にどうしたの?って心配されそうなレベルですもん。
とりあえずこの年末年始は時間的にも精神的にも余裕ができるんでなるべく多めに更新しようと思ってるんですが、果たしてどうなることやら…
あまり期待せず、更新してたらラッキー程度の気持ちで見守っていて頂ければありがたいです。


さてさてそんなわけでホント久しぶりになりますが、本の感想を書いていきます。
今回感想を書くのは、このミステリーがすごい! 2009年版の20位にランクインした作品。


退出ゲーム退出ゲーム
初野 晴

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表題作の「退出ゲーム」を含め計4編の短編から成る連作短編集です。
このミスに(20位ながら)ランクインしてはいますが、だから読んだというのではないです。
このミスが出る前からネットの書評サイトなんかでやたらと絶賛されていましたし、何よりも米澤氏の古典部シリーズが引き合いに出されているのを見たら買わないわけにはいかないだろう、という。
そうして多大な期待を込めてハードカバーの本作を手に取ったわけですがー
いやぁ~素晴らしい、素晴らしい本ですよ、「モノ」として

なんか表紙が地味だの帯の有栖川氏の推薦文が地雷臭を漂わせるなど、中身が良いのに外見で損してるよな~みたいな意見をよく目にしたんですけども、個人的には全く逆の印象なんですよね。
青色の表紙に帯の緑色がよく映えて非常に美しい調和を生み出してるし、各短編のタイトルを黒地に白抜き文字で記しているところなんかも非常に好み。
以前感想を書いた秘密。―私と私のあいだの十二話と同じく外見は私のストライクゾーンにドンピシャなんですよ。
一生手元に置いておきたいと思うぐらい所有欲を刺激してくれる。
でも肝心の中身はというとー
確かに面白いんだけど、絶賛するほどか?と思ってしまうんですよね。

キャラはね、すごく魅力的だと思うんです。
弱小吹奏楽部の部員であるハルタとチカがメインとなって話が展開されていくんですけども、どちらも変に斜に構えたりしていないんで素直に共感できる。
共感できるんですけども、2人が関わる事件とそこで展開される人間ドラマにはどうにも心が動かされなかったんですよね。
それが何故なのか自分でも良く分かんないんですけども。
設定から泣かせようという意図が見えてしまうからなんでしょうかね?
でもStory Sellerに収録されている「ストーリー・セラー 」なんかはあからさまに泣かせようとしているのが見え見えなのにそれでも泣いてしまったわけで、それだけが原因だとは思えないんですよね。
そう考えると、個人的にこの著者の書く文章が肌に合わなかったというのが大きいのかもしれません。
米澤氏とか、あるいはまだこのブログでは全く感想を書いていませんけども中村航氏の文章はホントにす~っと体に染み込んでくるような心地よさを感じるんですけど、この初野氏の文章はどうにもぶつ切りな感じがして没入感を得られないんですよね。
魅力的なキャラによるコメディタッチな掛け合いがあったりと会話部分は小気味良いテンポで進むのに、地の文でそのリズムが崩れてしまう(ように個人的に感じてしまう)から物語世界に浸れない、と。

ーなんかやたらと否定的な感想になってしまいましたが、面白くなかったわけではないんです。
そこははっきりさせておきたい。
ただやたらと好意的な感想ばっかり目にしてハードルが上がっていたために満足度が下がってしまっただけで。
うん、ホント、ハードルを無闇に上げるのは良くない。

あーしかしホント本のデザインは最高だわー

テーマ:推理小説・ミステリー - ジャンル:本・雑誌
yanbal1915 at 20:00    初野晴    Comment(2)   TrackBack(1)   Top↑

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